モーニングコールの仕事をご存知ですか?
ちょっと不思議な感じのするこの「モーニングコール」は、一時期テレビで話題になったこともある、主婦に人気の家でできる仕事です。
自分が得意な朝を利用して、しかも家にいながら収入を増やせるのが人気の理由。家族のお弁当作りで早起きしている主婦の方だけでなく、副業を探している会社勤めの方にも必見の仕事です。
今回はそんなモーニングコールの仕事内容や収入、仕事の探し方などについて詳しく解説します。
目次
朝の挨拶で始まるモーニングコールの仕事内容
モーニングコールの仕事内容は、予想通りズバリ人を起こすことです。
モーニングコールは仕事で朝絶対に寝坊できないという人や、目覚まし時計やスマホのアラームでは起きられないという人達のためのもの。一人暮らしの男性の利用が圧倒的に多いのが特徴です。
大体、平日5日間の利用で月額2,500円~3,500円程のサービスです。定期利用や単発での利用など、その使い方は様々。利用しやすい価格帯なので、気軽に利用できるのが魅力ですね。ではモーニングコールの仕事内容をみてみましょう。
モーニングコールは早朝短時間!忙しい主婦にぴったり
モーニングコールの基本的な仕事は、午前5時~10時くらいの間に、担当の利用者に電話を掛けて起きてもらうことです。
電話で話す内容は、会社から指定されることもありますが、フリートークでOKの場合も。「おはようございます!時間ですよ…」等の挨拶以外に、今日の天気などを伝えて会話をする人もいます。そうすることで、相手に目を覚ましてもらうという工夫なのですね。
前日の決められた時間までに会社からメールで依頼があるので、その指示に従い利用者にモーニングコールをします。
利用者は10分間隔での登録となることがほとんどなので、例えば7時に起こしてほしい場合は「7時~7時10分」もしくは「6時50分~7時」というように申し込みをします。
会社にもよりますが、1度の電話時間は1分~数分程度。そのため、1時間に何人もの利用者を担当することができます。大体10~20人を担当することが多いようです。
男性より女性の仕事が多い?
基本的には男性の利用者が多いので、モーニングコールの募集は女性向けが多くなります。
しかし会社によっては、おそらく女性に向けたモーニングコールサービスとして男性の募集がある場合もありますので、全くゼロという訳ではありません。
専用電話や非通知コールでプライバシー漏れは心配なし
モーニングコールに使用する電話機は、会社から支給される仕事もあれば、自分の電話を使用する仕事もあります。
自分の電話を使用する場合は、非通知設定で電話を掛けるため、プライバシーは守られます。もしも電話代が自分持ちになる(報酬に含まれる)会社ならば、利用者には通話は1分以内でと通知されるなどして、電話代が高くならないように守られています。
もしも通話を引き伸ばされてしまうようなら、「決まりですので切らせて頂きます」と、強制的に切り上げてしまった方が良いでしょう。
モーニングコールの始め方
普段モーニングコールの仕事の募集を見かけることは稀ですよね。普通に暮らしていて、あまり見かけるものではありません。
でもそれなら、今働いている人達はどこで仕事を手にしたのでしょうか?ここでは、モーニングコールの仕事の始め方、仕事の探し方をご紹介します。
代行業者に登録か求人サイトで
モーニングコールの仕事は、代行会社かホテルが募集していることがほとんどです。
代行会社の仕事は直接ホームページにて募集があり、ホテルは求人サイトで募集があることが多いようです。どちらも単発の仕事と言うよりは、スタッフとして継続して働くことの方が一般的。
どちらかと言うと、最近のモーニングコールの王道は、ホテルよりも代行会社に登録して仕事をもらう方法です。
自分の都合の良い曜日や時間を伝え、担当の利用者をつけてもらいます。利用者から指名があれば継続して担当できたり、逆に相性が合わなければ替えられたりすることもあるのだとか。1日1時間から仕事ができるので、常に人気があるのも頷けます。
欠員待ちで希望も
実はモーニングコールは、人気の割には働き口の選択肢が少ない職種です。
代行会社の数もそれほど多くなく、有名な会社は3つほど。そのため、残念ながら常に募集があるという訳ではありません。
代行会社のホームページから、スタッフに欠員が出た時にメールを貰えるようにお願いできる場合もありますので、興味のある人は直接連絡してみるのが良いでしょう。
時々テレビで取り上げられて注目されることもあり、モーニングコールは家でできる仕事の中では人気がトップクラスと言えます。
副業に最適!モーニングコールの収入
気になるモーニングコールの収入について見てみましょう!
人気の秘訣は短時間で成果の出る割の良さとも言われています。欠員がなかなか出ないところを見ると、副業としてきちんと成り立つ収入が得られるのだと予想ができますね。
モーニングコールは1件につきいくらの歩合制が多い
モーニングコール1件につき、100円前後が相場です。
安いと50円のこともありますが、多いのは100円前後。1日1時間で10人担当するとして、1,000円です。平日5日仕事があれば1週間で5,000円になり、1カ月で2万円の収入になります。
副業として月に2~3万円の副収入があるのは嬉しいですよね。多いとそれ以上稼ぐ人もいるようです。歩合制の会社ばかりではなく、時給制のところもあります。その場合は時給900~1,000円前後が一般的です。
収入アップを狙う場合はオプションのある仕事を選ぶと○
モーニングコールのサービスには、基本的なプランに加えて様々なオプションがある場合があります。例えば「二度寝防止プラン」というサービスがあるのですが、それは基本的なプランに加えて1回多くモーニングコールをするサービスです。
もしも歩合制なら、そういったものを担当できれば仕事量(収入)を増やせる望みがあるでしょう。
口コミや評判から見るモーニングコールのメリット・デメリット
モーニングコールの仕事に就いた人の口コミを調べ、メリットとデメリットに分けてまとめました。まわりにモーニングコールを仕事にしている人が少ないと、不安になってしまいますよね。口コミから、モーニングコールの実情を見てみましょう!
メリット
- 毎日一時間で、副業としては十分な金額を稼げる
- 朝に強くなる
- 朝の挨拶で自分の気持ちも上向きになる
- 元々朝早くから活動している主婦にとっては、無理なく仕事ができる
- 朝の短い時間に電話をかけるだけなので簡単
- 子供の風邪などで都合が悪くなっても、普通の仕事のように休む心配がない
- スッピンで髪がぼさぼさでも仕事ができる
- お弁当を作る合間に電話をかけられる
- 感謝されることが多い
- 本業が他にあっても無理なくできる
- 体力的な辛さがない
メリットでは、早朝に短時間働くことで、割り良く働けることが多く挙がっていました。
他には朝に強くなったり、挨拶で自分も気分が良くなったりと、仕事によってプラスなことが起こるという点にも注目です。
デメリット
- 仕事の募集が少ない
- 時間厳守のプレッシャーで眠りが浅くなる
- 寝起きが悪い人がいて困ることがある
- 1~2時間テンションを保って電話をかけ続けるのは意外と大変
メリットに対して、デメリットはあまり出てきませんでした。ただ、一番の特徴「早朝の仕事」ということがネックになり、毎日の時間厳守がプレッシャーとなるという切実な悩みはあるようです。
とは言え、モーニングコールは募集が少ないという大前提があるので、仕事にありつけたらラッキーなのかもしれません。何としてもモーニングコールの仕事をゲットしたい人は、代行会社のホームページを常にチェックしましょう!
モーニングコールの注意点
モーニングコールは短時間の簡単な仕事ですが、他人の生活に関わる責任の大きな仕事でもあります。仕事をするにあたって、注意すべき点を知っておきましょう。
ここでは4つのポイントをご紹介します。
1.時間を守る
起床時間を絶対に失敗したくない人が、藁をもすがる思いでモーニングコールを申し込んでいます。そのためには、起こす人が寝坊していては話にならないので、もちろん時間厳守でモーニングコールをしなければなりません。
でもこれが、かなりプレッシャーに感じることがあるようなのです。人によっては寝つきが悪くなってしまうことも。毎日の仕事なので、早起きにかなり自信がなければ、この仕事は難しいかもしれません。
ただ、希望を聞いてもらえる場合は、遅めの時間を希望すると負担が減らせるでしょう。
2.トラブルについて前もって確認しておく
前もって取り決めがあるはずですが、モーニングコールの仕事にも時々トラブルが起こります。それは、利用者から「電話がならなかった」「起きられなかった」とクレームが入ってしまうトラブルです。
きちんと電話をかけていても、何らかの原因でそういったことが起こり得ます。そんな時のために、業務前にそれらの対応について会社に確認しておくと安心ですね。
3.個人情報をしっかり管理する
会社からメールを通して利用者の名前や電話番号を伝えられるので、それらをしっかり管理する必要があります。
個人情報が満載の依頼メールが、万一ウィルスによって流出しないように、パソコンのセキュリティも万全にしておく必要があります。最初に守秘義務に関する誓約書を交わすなど、責任のある行動が求められます。
4.就業の際の条件が厳しい場合も
応募の条件は会社により様々ですが、下記の様な条件がある場合があります。
- 静かな環境で電話ができる
- パソコンを見ながら電話が出来る
- パソコンが問題なく使える(PCにはセキュリティソフトが入っていること)
- フリーメール以外のメールアドレスを持っていること
その他、就業時には守秘義務の誓約書や、身元確認が必要な場合がありますので、それらに対応できる方のみが仕事をもらえます。
モーニングコールに向いているのはこんな人
ここまでモーニングコールの仕事について見てきましたが、ご自分に合う仕事でしたでしょうか?
この職種に向いているのはこんな人です。参考になさって下さい。
- 早起きが得意、朝に強い
- 毎朝早く起きる習慣がある
- 責任感がある
- 声に自信がある
- パソコンが使えてメールのやり取りが素早くできる
- 少ない空き時間を活用して副業をしたい
- 人と会話するのが苦にならない
当てはまる項目が多い人は、問題なくモーニングコールの仕事に就けそうです。
モーニングコールの仕事探しは求人サイトで
モーニングコールの仕事探しには、モーニングコール代行会社のホームページか、求人サイトを利用するのが最適です。
代行会社は「モーニングコール」で検索すると出てきますのでチェックしてみて下さいね。その他、求人サイトでは以下のサイトがおすすめです。
バイトル

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モーニングコールは主婦に人気の家でできる仕事!
モーニングコールの仕事は、朝の数時間限定の仕事なので、早起きさえできれば誰でもが挑戦できる仕事です。求めれられるのは責任感。人と会話するのが好きなら尚楽しみながら仕事ができますね。
我こそは!という人は、モーニングコール代行会社や求人サイトをよくチェックしてみて下さい。激戦区ですが、タイミングが良ければ末永く働ける割の良い副業をゲットできます。