職業と資格別

薬剤師の資格を活かして家で仕事をするための始め方、コツやポイント

現代では、特定の資格を持っていることで仕事において有利になることが多いです。たとえば薬剤師の資格であれば、調剤薬局において求められる存在であり、収入も高く安定しているとされています。そんな中、努力を重ねて薬剤師の資格を取ったものの、現在は資格を活かせていないという人がいるのも事実です。

そこで、今回は薬剤師の資格を活かせる家での仕事について、種類や特徴、始めるにあたってのコツなどを押さえていきます。

薬剤師の資格を活かせる仕事とは

薬剤師の資格を持っていると企業で求められる存在でもありますが、妊娠中や育児中などで外に働きに行けないというケースもあるでしょう。また、人と接するのが苦手で、自宅でできる仕事を探しているという人もいるはずです。

そんな人たちにとって、家でできる仕事は自分のペースで続けられるため快適でしょう。さっそく、薬剤師の資格を活かせる仕事にはどんな種類があるのか見てみましょう。

メディカルライター

薬剤師の資格を有しているからこそできる仕事となっているのが、メディカルライターです。現在クラウドソーシングでブログ記事や体験談などを書いて収入を得られるという在宅ワークがありますが、メディカルライターでは薬剤師としての資格をしっかり活かすことができます。

医薬品や健康食品などに関する記事を書くのが主な仕事内容となっており、薬剤師としての知識を発揮できる場にもなっています。また、薬剤師としてのキャリアを体験談としてまとめるという仕事もあるため、さまざまな形で薬剤師の資格を活かすことができるのです。

薬剤師の資格を有しているという点から仕事を依頼されることも多くなるため、自宅にいながら安定して収入を得られるようになります。

薬剤に関する文献の翻訳

薬剤師としての知識だけでなく、高い語学力も求められる仕事が薬剤に関する文献の翻訳です。医学や薬学分野に関する論文を翻訳したり、外国で販売されている医薬品の翻訳を行なう場合もあります。

薬剤師の資格を保持していると同時に英語が得意という人には、ぴったりの仕事と言えるでしょう。高いスキルが求められるため、収入もしっかり見込めるでしょう。家で安定してできる仕事を見つけたいというときにも、おすすめです。

3 DI業務

薬剤師ならではの仕事とも言えるのが、DI業務です。副作用や臨床データなどを整理、管理する仕事になり、薬学の知識と正確さ、パソコンスキルなどが求められます。DI業務の経験があるという人は、自宅で仕事を始めたいときにも採用される確率が高くなるでしょう。

4 書類作成

書類作成も薬剤師の資格を活かすことができます。研究機関から依頼を受けて、書類を作成するという流れになります。新薬の治験に関する書類やプロトコールといった計画書などの作成を任されることもあります。

こういった書類作成業務は、薬剤師としての資格だけでなくCRA(臨床開発モニター)として就業したことがあるかといった点も重要視されることがあるので注意しましょう。薬剤師の資格を保持しているだけではできない業務が存在することも把握した上で、どのような書類作成をするのか詳細を確認すると安心です。

5 問い合わせ対応

製薬会社の仕事を代行して、問い合わせに対応していくという仕事内容もあります。電話だけでなくメールでの対応が求められることもあり、その都度臨機応変に問い合わせにきちんと答えていくという力も必要となります。

薬剤師としての専門知識を発揮できる場になっているため、自宅で資格を活かしたいという人にはぴったりでしょう。実際に仕事を探す上でも、資格を持っていると優位に働くことが多いです。

このように、薬剤師の資格を自宅での仕事に活かしたいというとき、いくつかの種類があります。最後にもう一度まとめると、以下になります。

薬剤師の資格を活かせる仕事一覧

  1. メディカルライター
  2. 薬剤に関する文献の翻訳
  3. DI業務
  4. 書類作成
  5. 問い合わせ対応

家で薬剤師の資格を活かすメリット・デメリット

薬剤師の資格は在宅ワーカーとしても活かすことができるため、現在子育て中の人や外に働きに行けない人から注目を集めています。では、自宅で仕事を行なう際、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

メリット

家で薬剤師の資格を活かすメリットには、以下の点が挙げられます。

  1. 自分のペースで続けられるので、時間を有意義に使うことができる
  2. 薬剤師としての資格を保持しているということで高収入が見込める
  3. 人間関係を気にする必要がなく、通勤に時間がかからない
  4. せっかく取得した薬剤師の資格を自宅で活かすことができる

薬剤師という資格を所持していることで、得られる収入も高くなり、時間を上手に活用できるようになるのは助かるでしょう。子育て中だけでなく、介護で自宅を空けられないという人もいるでしょう。そんなときにも、今まで病院で勤務してきたときの経験や新たな知識をフル活用して自宅で仕事ができるのです。

デメリット

続いて、自宅で薬剤師の資格を活かしていく上で、デメリットにはこんなものが挙げられます。

  1. クライアントによっては報酬が安いことがある
  2. 自分でスケジュールを組むのが大変
  3. 営業や事務作業などをすべて自分でこなさなければいけない

薬剤師ということで報酬が高めになっている案件はあるものの、クライアントによっては報酬が安い場合もあります。また、月の発注数などに差があるため、収入が安定しないということも想定されます。

在宅業務はいつでも自分のペースでできるというメリットがある反面、きちんとスケジュール管理ができていないと進められないというデメリットもあるので注意しましょう。仕事を見つけにいく営業や、請求書の発行などといった事務作業も一人でこなす必要があるため、やることがたくさんあるというのも事実です。

薬剤師の資格を家での仕事に役立てるコツとは?

薬剤師の資格は、家での仕事に上手に役立てることができます。

自宅でできる仕事にもいくつか種類があることがわかりましたが、薬剤師としての知識を活かしていくためのコツもあるんです。そのコツを押さえておくと、継続的に自宅で仕事ができるでしょう。

無理は禁物!しっかりと自己管理をする

薬剤師の資格を活かせる仕事だけでなく在宅ワーク全般に関して言えることになりますが、無理は禁物です。自分で仕事を引き受けて作業を進めていくという流れのなか、急な予定が入る恐れもありますし、体調を崩してしまうといったケースも起こりうるでしょう。

そこで、無理のない範囲で仕事を引き受けるようにし、自己管理をしっかり行なうことが大切です。予定表に書き込むのはもちろんのこと、一日が終わったら翌日の予定を確認しておくことも重要です。余裕を持って納品できるのがベストなので、スケジュールを詰め込みすぎるのは控えましょう。継続して作業をするためにも、少しの余裕を持つことが大切です。

薬に関する情報にアンテナを張る

薬剤師の資格は、取得して終わりではありません。日々新薬の開発や研究が行なわれている中で、新しくできる薬もたくさんあります。そこで、薬に関する情報には、常にアンテナを張り巡らせておきましょう。

信頼できる薬剤に関するサイトを参考にしたり、書籍を読んでみたりするなどして、常に新しい情報を入手しておくことが大切です。そのように日々努力を重ねていることで、より安定して自宅で収入を得られるようになるのです。

メリハリをつけた生活をおくる

自宅での仕事は、自分のペースでできるというメリットがある一方で、やる気が起きないと作業に取りかかれないというデメリットがあります。一日中パソコンに向かっているようでは疲れやストレスが溜まってしまうため、適度に体を動かしたり家事をする時間を作ったりしてみましょう。

また、仕事をしない日を自分で決めて、出かけるのもおすすめです。たまに気分転換をすることで、また家での仕事に集中することができます。

家での仕事、具体的にはどうやって始めればいい?

家で薬剤師の資格を活かそうと思ったとき、仕事内容にもいくつかの種類があることを知ります。では、そのような種類があることを理解した上で、具体的にはどのように始めれば良いのでしょうか?ここでは、実際の仕事の始め方を紹介します。

薬剤師の資格を活かせる仕事が揃うサイトに登録する

まず、一人でいきなり仕事を探すのは大変なので、クラウドソーシングサイトに登録してみましょう。登録は無料になっており、プロフィールのところに経歴を細かく記載しておくことで、より安定した収入を見込めるようになります。

クラウドソーシングサイトと呼ばれるところはいくつかありますが、その中でもおすすめなのが日本最大級となっているクラウドワークスです。薬剤師に関する仕事も豊富に揃っているため、自分にとって作業しやすい案件を探して応募することが可能です。

直接企業と接して仕事を入手する

クラウドソーシングサイトは、手軽に幅広い仕事を探すことができます。一方、信頼できる企業と長く付き合いたいという要望がある際には、インターネットで「薬剤師 在宅」と調べてみましょう。

実際に、自宅で働ける薬剤師を求めている企業と出会うことができます。企業と直接やり取りをしながら仕事を進められるので、家にいながらもしっかり働いているという実感を持てるでしょう。企業の人と話すなどして人間関係も出来上がるため、薬剤師の資格をよりしっかり活かすことができる場で関わっていくことができるのです。

仕事ができる環境と設備を整える

クラウドソーシングサイトに登録をしてからどのような仕事があるのかリサーチしながら、快適に働ける環境を整えていくことも大事です。自宅の中で仕事のスペースを確保することになり、パソコンや文房具などを置くデスクをひとつ用意しておくと良いでしょう。このデスクはリビングに置いても良いですし、自室に置くのも良いでしょう。

また、請求書を発行しなければいけない、参考資料を印刷したいという場合に便利なのがプリンターです。デスクのそばにプリンターも置いておくと、印刷したものをすぐに確認することができます。

このように、自分にとって快適に働くことができるよう、設備を整えていきましょう。

実際に仕事を始めてみる

クラウドソーシングサイトに登録して仕事を探しつつ、働く環境を整えられたら、次はさっそく仕事に取り掛かりましょう。余裕があるときに案件を探して応募しておくと、コンスタントに仕事に取り組むことができるのでおすすめです。

気になる仕事に応募をしてクライアントから連絡があり、双方が同意した上で仕事が進んでいきます。納期や連絡などのやり取りをきちんと行ない、スケジュールを組みましょう。自分が働く時間を、一日の中で決めておくのも大切です。午前中のうちに仕事を済ませて、午後は家事や子供の世話など割り振っておくと、無理のない範囲で仕事を続けることができます。

最後に、もう一度具体的な仕事の始め方をまとめましょう。

  1. クラウドソーシングに登録をして薬剤師の資格を活かせる仕事を探す
  2. インターネットで検索しながら、直接企業と取引ができる案件を探すことも可能
  3. パソコンやプリンター、デスクなど、在宅での仕事を快適に行なえるよう設備を整えることが大切
  4. 実際に仕事に取り組む。このときに、スケジュールをきちんと立てておくと、無理のない範囲で快適に仕事に取り組める。

終わりに

薬剤師の資格は取得するまで大変で、レベルが高いとされています。しかし、一度取得すると、調剤薬局などの現場だけでなく自宅でも仕事を続けることができるようになります。薬剤師としての資格を活かせるメディカルライターをはじめ、書類作成業務など数種類あるので、自分にとって始めやすい仕事を選んで挑戦してみましょう。

また、自宅で快適に仕事を行なうためには、環境を整えておくことも大事です。パソコンやプリンターなど必要なものを揃えつつ、スケジュール管理をきちんとしてメリハリをつけていきましょう。オンとオフの切り替えが上手にできるようになると、在宅での仕事はとても快適に続けられるようになります。